結婚が決まってから夫婦二人で楽しみなのが、結婚式場選び。
奥さんにとっては一生に一度の結婚式を素敵な式場で挙げたいと思うものです。
当然、私の妻もそうでした。
結婚が決まるとすぐにゼクシィを買ってきてずっとにらめっこしていました。
しかし男性も同じく一生に一度の結婚式なのだから妻には喜んでもらいたいし、自分自身も楽しみたい。
そう思っているはずです。
しかし、実際に結婚式場の情報を見ていくとこんなにも式場が存在するのかと驚きます。
そこで、私と妻が経験した奇跡のような結婚式場との出会いについてお届けします。
これを読んでいただくことで、結婚式場を選ぶ上での判断材料を得ることができ、迷っていた式場の決定に踏み込むことができます。
結婚式場探し
結婚式場探しといえば、ゼクシィを初めに思い浮かべる方が多いはずです。
私たち夫婦も同様でした。
岐阜県在住で名古屋での結婚式を考えていたので、まずはゼクシィ東海版を見て結婚式会場を探しました。
私たちが結婚式会場として重視した点は3つあります。
- 和装で結婚式ができるところ(神社)
- 自然の雰囲気が感じられるところ
- 結婚式をゲストと一緒に楽しめるところ
私たちは以上の3点を最も重視しましたが、結婚式会場を選ぶ上での条件としてはさまざまなものがあります。
- どんな結婚式にしたいかというイメージ
- 希望時期やお日柄、曜日にこだわりがあるか
- 式場のエリアやアクセス面に問題がないか
- ゲストは何人招待したいか
- 予算はいくらぐらいか
- 挙式スタイルの希望はあるか
- 式場タイプの希望はあるか
- 行いたい演出があるか
以上が夫婦2人で相談するべき項目です。
重要する項目、具体的な希望を話し合い、候補をいくつか絞っていきます。
ある程度の会場に絞ると、全体的に似た雰囲気の会場をチョイスできていることに気が付きます。
そうしておくことで、今後のもめごとが少なくなるはずです。
絞り込んだ会場で実際に見学してみたい会場をピックアップして予約を取ります。
私たちの場合は1つの会場に2人ともすごく惹かれて、とりあえずその会場のみ見学の予約を取り、訪問しました。
直面した問題
私たちが一目ぼれして最初に見学をしたのは「THE KAWABUN NAGOYA」という会場でした。
当日は打ち合わせスペースにて担当していただく方と少し話をして、早速会場見学に移動しました。
いくつかの挙式会場と披露宴会場を有していることもあり、見学できる会場をそれぞれ見学させていただき、自分たちの希望に合う会場をピックアップしていきます。
そこでもやはり一目ぼれした会場ということもあり、結婚式のイメージがどんどん湧いてワクワクしていました。
見学後は打ち合わせスペースにて、詳細な希望をヒアリングしていただき、掛かる費用を計算していただきました。
その時出していただいた見積りは確か300万円を少し切るくらいの金額だったと記憶しています。
その金額を見たときは、この金額なら大丈夫かもと2人で喜んでいたことを覚えています。
やはり先着順で日時や会場が埋まってしまう結婚式会場。
その場で仮申し込みの相談がありました。
私たちは一目ぼれした会場ということもあり、その場で仮申込金の10万円を了承し、手続きを行いました。
その日はそれで2人とも満足して岐路につきました。
そこから1ヶ月ほど経過した日に、再度打ち合わせを行い、さらに詳細な内容まで時間を掛けて打ち合わせを行い、正式な見積りを出していただきました。
そこで、私たちは結婚式というものの問題に直面したのです。
1つ目はなんと1ヶ月前に担当として打ち合わせをしていただいた方が別の会場に異動となり、急に担当が変わってしまったという問題です。
その担当の方からは事前に何か連絡をいただいていたわけでもなく、再度打ち合わせに行ったときに初めて後任の担当の方から知らされたのです。
2つ目は詳細な見積り。
1回目の打ち合わせの際は、料理や飲み物、引き出物などについても一般的なもので見積りしますね、と言われていたので安心しきっていました。
料理の実物写真などを見せていただくと、これはまずい、この料理ではゲストに満足していただけないと2人とも感じました。
そんなこんなで詳細な希望を伝えて再度見積りを出してもらったところなんと400万円オーバー。
大きな仕様変更もないのに、初回から100万円もオーバーしてしまったことに2人ともビックリしてしまいました。
以上の2点に衝撃を受けた私たちは、自分たちの浅はかさを痛感し、結婚式会場への不信感も相まって無言で岐路につきました。
みなさんには私たちと同じ目に合わないためにも、心得ていてほしいことがあります。
それは1つ、結婚式会場の担当者、プランナーさんは平気で別会場への異動があり、担当者が変わることが当たり前ということです。
結婚式というのは半年、早く決める方で1年以上、会場決定から式当日まで時間があります。
それだけの期間があるのですから、人事異動があって当然ですよね。
2つ目はざっくりとした見積りは信用してはいけないということです。
会場の担当者が一般的だと思っている内容でも本人たちからしたら、満足できないものであることも当然のようにあります。
会場を決める前には必ず料理の詳細や演出の詳細などを吟味してから見積りを出してもらいましょう。
結局、その会場に冷めてしまった私たちは会場にお断りの連絡をして、別の会場探しをスタートしました。
奇跡の出会い
お断りの連絡をしてから数日後、落ち込んでいた感情も落ち着き、別の会場を探し始めました。
重要視する点はそのままに、予算がなるべく抑えられる会場を重点的に探しました。
その結果3会場を見学し、やはりTHE KAWABUN NAGOYAに匹敵する魅力を感じた会場をありませんでした。
会場見学後にファミレスで作戦会議を開き、やけくそになってスマホで検索しているとふと気になった会場がありました。
それは「ガーデンレストラン徳川園」
いかにも敷居が高く候補にはならないだろうと思いながらホームページを見ていると、徳川園の庭園を一望できる会場での披露宴、会場全体の雰囲気などすごく惹かれたことを覚えています。
どうせ本やネットで調べていても見つからないし、当日連絡で飛び込みで一度見学に行かない?と妻を誘い、見学に行きました。
そこで会場案内、打ち合わせを担当してくださった方に今までの経緯を素直に伝えると、私たちの気持ちを汲んで予算調整の相談を上司にしてくださいました。
その結果、該当の季節ではないにもかかわらず、季節限定プランを適用してくださり、私たちの希望予算に近づけることができました。
それ以外にも式の内容や変なこだわりの相談にも快く乗ってくださり、とても明るい気持ちで結婚式を前向きに捉えることができるようになりました。
結婚式を終えた今でも、そのプランナーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
付け加えると、そのプランナーさんは私たちの式の数ヶ月前には別の会場に異動することが決まっていましたが、その会場での最後の担当として、異動後もプランナーを続けさせてほしいと言ってくださいました。
THE KAWABUN NAGOYAの担当者の方とは違いものすごく誠意を感じ、私たちからも強く希望して担当を続けていただきました。
その方には打ち合わせの度に別の会場からわざわざ打ち合わせのためだけに足を運んでいただき、その点にも感激しました。
まとめ
結婚式選びで大切なことは、一番には夫婦2人でしっかり要望をすり合わせて会場を探し始めることですが、私たちが感じたそれ以外に大切なことは2つです。
- 会場を決める前には必ず料理の詳細や演出の詳細などを吟味してから見積りを出してもらいましょう。
→担当の方に任せないといけない点もありますが、グレードなど詳細が確認できる項目は自分たちの目でしっかりと確認しましょう。
でないと、後々見積りが100万円上がるなんてこともざらにあります。
- 自分たちがその会場を好きになれるかということと同じくらい、担当者を好きになれるかという点も重要です。
→結婚式は夫婦2人では進めることができません。プランナーさんの存在が大切で、そのプランナーさんとの話が合うかどうか、しっかりと要望、話を聞いてくれているかなども大切にしてほしいです。
私たちの担当をしてくれたプランナーさんとはいまだに付き合いがあり、異動した別の会場のランチに行ったり、交流が続いています。
ぜひみなさんには、結婚式後もお付き合いが続くようなプランナーさんと出会っていただきたいです。
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